名称 | 住吉祭 | ||||||
(俗称) | ・ | ||||||
神社 | 住吉大社 | ||||||
斎行日時 | 7月30日~8月1日 | ||||||
内容 | 「夏越祓神事」 住吉の神様は、海の神様・お祓いの神様でありますので、一年の最も重要な例祭の前に行う大祓の神事です。夕刻の17時、古式による大祓式が境内にある五月殿(さつきでん)>の前にて執り行われ、神職よりお祓いを受けて行列が茅の輪(ちのわ)くぐりを行います。三ヶ所に設置された茅の輪をくぐり、祓えを終えてから本宮へと参進、例祭の祭典を執り行います。また、行列内には、人々がツミ・ケガレを託した人形(ひとがた)を納めた唐櫃(からひつ)という木箱が同じく練り歩きお祓いを受けます。この人形は翌日に堺から船を出して海へ流します。 「例祭」 夏越祓神事に引き続いて本宮で祭典を執り行います。この例祭は住吉大神にとって一年に一度の最も大切な祭典で、住吉祭の中核に当たります。住吉大神は「おはらい」の神様でありますから、大祭は大きなお祓いの神事と同時に行われるのです。大祭ゆえに、特に奇抜な行事などは行われませんが、神楽「熊野舞」や「住吉踊」が奉納され、厳粛に執り行われます。 「神輿渡御(みこしとぎょ)」 別名を「おわたり」ともいい、神輿が堺の宿院にあります頓宮(お旅所)までお渡りします。鳳輦(ほうれん)・神輿が列をなして街道を行き、大和川では川の中を練り廻り、船神輿は船形の台にのせられた神輿を地元の子供達が網で曳いて行きます。なお、列次には「斎女(いつきめ)」と呼ばれる選ばれた童女が共に参加します。この斎女は住吉大神に奉るために、その手には桔梗の花を捧げ持ちます。 「荒和大祓(あらにごのおおはらい)」 宿院頓宮に神輿が到着して祭典の後、宿院頓宮の境内にある飯匙堀(いひがひぼり)にて、荒和大祓(あらにごのおおはらい)神事を行います。ここでは本社にて行った夏越祓神事と同じく、神輿がお渡りして再び聖域において大祓を行います。 |
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